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継続多読クドク講義 No.2

今日は、当校のウェブ管理でお世話になっているTMスクールの水谷先生とトシ先生とで焼肉を食べに行きました。

焼き肉は、ここ1年くらい食べていませんでしたが、久しぶりに食べるとやっぱりおいしいですね。

3人ともかなりの大食漢ということもあり、かなりの量のお肉が胃袋の中に消えていったと思います。

さて、これだけスタミナをつけたのですから、しっかりと仕事をしなくっちゃ、仕事を!

というわけで、今日の「クドク講義」は、以下の英文の下線部を和訳してみましょう。

What a comedown for a man who drew leadership inspiration from his grandfather, a staunch nationalist who bounced back from imprisonment as a war criminal to become Premier in the 1950's. The youngest Prime Minister in postwar Japanese history, Abe came to power last September as the architect of a self-proclaimed "assertive diplomacy" in which a re-energized nation would claim its rightful place on the global stage.

(和訳例は以下をクリックしてください)

今回は、2007年9月24日号のTIME誌の「Fade Away」という、例の阿倍元首相の突然の辞任劇を報じた記事からの抜粋です。

タカ派の豪腕政治家として、小泉首相の抜擢を受けて、トントン拍子で出世を果たした阿倍氏の政治信条のバックグラウンドに、祖父の岸元首相の存在が大きかったことがほのめかされていますね。

岸氏と言えば、第二次世界大戦では、A級戦犯との判決を受け、戦後、巣鴨プリズンでの服役を務めながら、釈放後、不屈の闘志、精神で、再度、政治の世界にチャレンジし、見事に総理大臣の座にまで登りつめた人物として有名です。

この「頑強」なイメージが、孫の阿倍晋三氏の普段の「強気な発言」等に重なり、いつのまにか、彼も祖父ゆずりの「不屈の闘志・精神」が宿っているかのような期待が持たれていたのかもしれませんね。

では、そのあたりのポイントを踏まえ、実際に、下線部を見ていきましょう。

出だしの部分、came to power という定番表現を使って、「権力の座に就く」というニュアンスを表現しています。

また、self-proclaimed assertive diplomacy という表現は、「自称、強気の外交」という意味で捉えるのがいいでしょう。

後半、関係代名詞節中の、a re-energized nation would claim its rightful place on ~の部分ですが、彼の強気の外交政策によって、再活性化された国(日本)なら主張するだろう、という「仮定」の話を述べているので、仮定法のwouldが用いられている点を確認しておきたいところですね。

また、このセンテンスはかなり長いのですが、関係代名詞のin whichのところまでしっかりと意味を取ったら、ここで、関係代名詞の先行詞が、assertive diplcomacyであることを確認したら、関係代名詞節は別のセンテンスを読むようなつもりで、前半部分に向かって、戻り読みしないように、読み進めていくのが大切ですね。

では、今日の英文の和訳例を最後にご確認くださいませ。

(和訳例)

1950年代、戦犯としての服役から、見事、復活を遂げて、首相になった、頑強な国家主義者だった祖父から、指導者としての啓示を受けた人間にとって、なんという失望なのだろう。日本の戦後史上、最年少の首相になった阿倍氏は、昨年の9月に、自称、強気の外交の推進者として権力の座に就いたが、彼のその外交ポリシーのもとでは、再活性化された日本は国際舞台で正当な地位を得ることを主張することになるだろう。

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